読書のあいま

読書のあいまに書くブログ。小説・映画の感想など。

【感想】2020年映画化&ドラマ化小説『森は知っている/吉田修一』

f:id:komatsu_x:20190811223603j:plain

gentosha.co.jpから


新宿の紀伊国屋書店で、吉田修一さんの小説『森は知っている』が平積みされていました。

本の帯には「2020年映画化&ドラマ化」の文字が。

これは読むしかない。

 

 

『森は知っている』は吉田修一さんのスパイアクション小説です。

「鷹野一彦」シリーズ三部作のひとつ。

刊行順でいえば『太陽は動かない』に次ぐ二作目、

時系列順でいえば一作目にあたり、

『太陽は動かない』『ウォーターゲーム』と続きます。

 

どれから読んでも面白いらしいので、ぼくは時系列順に読むことにしました。

 

 

感想。

 

面白かった。

そして泣いた。

 

高校生ながら産業スパイとして過酷な訓練を受けている主人公・鷹野一彦。

彼の過去が壮絶で、思わず泣きました。

 

ただのエンタメ小説ではありません。

現代の社会問題もテーマの一つになっています。

 

映像化が待ち遠しい作品です。

 

アニメ映画『天気の子』のラストが好きじゃない【感想】

f:id:komatsu_x:20190807222336j:plain

eiga.comから


『天気の子』を観たのは1週間ほど前。

 

面白かった。

 

公開から3週間たった今も興行収入ランキング堂々1位。

面白くないはずがない。

 

ここ最近観た映画(ドラゴンクエスト ユア・ストーリー、海獣の子供)の中でいちばん面白かったです。

 

すでにネット上には感想、ネタバレが山ほどあるわけで、

今さらぼくが何か書くこともないけれど、すこしだけ。

 

ラストがぼくの好みじゃない。

面白いけれどラストは好きじゃない。

 

すでに知っている人も多いかと思いますが、

すこしネタバレをすると、

ラストでいっきに3年が経過します。

 

後日談的な感じがして好きになれませんでした。

アニメ映画『海獣の子供』が難解すぎる【感想】

f:id:komatsu_x:20190806200646j:plain

eiga.comから

 

公開から2か月、上映終了間近の『海獣の子供』を観にいきました。

 

正直に申し上げますと、

ぼくには難解すぎてついていけませんでした。

 

映像美に圧倒されるばかりで始終置いてきぼり。

 

映画のテーマはなんとなくわかるけれども、

シーンひとつひとつがさも意味ありげで、

どういう意味なのか、そもそも意味があるのかもわからないという難解さ。

 

観ている最中に考えなければいけないことが多い映画でした。

 

 

じゃあつまらないかと言ったらそうではありません。

 

たしかに大衆向けの映画ではないけれど、「つまらない」とか「面白くない」で一蹴できる映画じゃない気がする。

 

難解だけれど「考えるな感じろ」的な無理強いはない、しっかりとしたテーマがある映画です。

映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のラストがヒドい【感想】

f:id:komatsu_x:20190805004558j:plain

eiga.comから

 

公開初日に観にいきました。

 

正直な感想。

 

とちゅうまでは面白いけれどラストがヒドい。

ラストで冷めたというか、覚まされました。

 

すこしネタバレをすると、

ラスボスがゲマでもなければミルドラースでもありません。

とつぜん現れた部外者のラスボスのせいで「ドラクエV」の世界が台無しでした。

それがこの映画最大の悪いところ。

 

 

ドラゴンクエストV 天空の花嫁』を3DCGアニメーション映画化したのが本作なのですが、

タイトルは『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』になっています。

タイトルが改変されているという点で単なる「ドラクエV」の映画化ではないことに気づくべきでした。

 

ラストで「ユア・ストーリー」の意味がわかるのだけれど、

はっきり言ってわかりたくなかった。

ドラクエV」をそのまま映画化すればいいものを……

というのがぼくの意見です。

 

 

映像はきれい。

音楽は最高。

声の配役も悪くない。

 

ストーリーはすこし駆け足に感じたけれど、十年以上前にプレイした「ドラクエV」のストーリーを思い出すのにはちょうどいいくらいでした。

 

最悪のラストにつながる伏線に嫌な予感はしていたけれど、

とちゅうまでは楽しめました。

 

 

これから観にいく人へ。

 

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は「ドラクエV」の劇場版ではありません。

「ユア・ストーリー」=「ドラクエV」に興じるぼくたちのストーリーです。